こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!
今回は社会人になってから滞在した
をお届けします。
本ブログでは「旅」を1つのテーマに掲げ、
読んだ方が「旅行っていいな」とか「次の旅行の場所にいいかもな」とか
それぞれの視点で感じ取っていただけるようなコンテンツの配信をしています。
それでは本題に入ります。
ヤンゴン(ミャンマーの概要)
ヤンゴンは人口736万人(2014年国勢調査)を抱えるミャンマー最大の経済都市です。
もともとミャンマー(ビルマ)の首都でしたが、色々な理由で2006年から北部のネピドーに首都は移転しています。
ANAが日本との直行便を開始し、日本のビジネスマンが行き来し始めるタイミングでした(今はどうなっているか知りません)。
私は2015年1月と本格的に日本企業が進出する前の時に
ヤンゴン・ティラワ工業団地に行きました。
この時、ヤンゴンに行って体験したことや感じたことは以下の通りです。
当時箇条書きスタイルで記録を残していたので、そのままでお送りします笑。
- ヤンゴン各地にパゴダ(pagoda)と呼ばれる仏塔(ストゥーパ)が存在しており、パゴダ敷地内は裸足を励行される
- バゴタフェスティバルと呼ばれる祭りが毎年開催されており、屋台は各地を転々としている
- ヤンゴン市内のバスは普通の形状であるが、ナンバープレートの色で旅行か一般か識別することができる。
- ヤンゴン市外のバスはトラックの荷台みたいなもので、一人が呼びかけて一緒に乗る人を集める
- スーパーのレジでは買ったものをノートに一つ一つ記入し合計額を精算しており、バーコードはない(個人的にはレジの精算がマニュアルだったことに驚きました)
- 通貨は現地通貨(チャット)または米ドルであるが、ヤンゴン市内での支払いは米ドルの方が値段が高い(金融業で働いている身からすると、ヤンゴンチャットの信頼があまりされていないのだなと感じました)
- 支払は現金のみがほとんどで、クレジットカードは使えない
- 水道が使えないところもあり、水とトイレットペーパーは必需品
- 電気はヤンゴンの市内で一部繋がらず、2010年頃までは地区ごとに電気の通る時間が決まっていた
- 観光客はタイ人、欧米人が多く、日本人はシニア層が多い
- マーケット(写真)では日本語で話しかけられることが多くあり、気になったので現地の方に聞いてみたところ、日本語を学習している現地人は多いとのこと
ティラワ工業団地
ティラワ工業団地はミャンマー初の経済特区で首都ヤンゴンから南東に20㎞ほどの場所に位置する土地です。
日本が特区設立に官民でサポートしたことから、日系企業も多数進出を検討していた場所です。私はティラワの話を耳にする機会が多く気になっていたので、タクシーの方にお願いし、行きました。
ティラワ工業団地での体験したことや感じたことは以下の通りです。タクシーの方には「何もないけど大丈夫?」と何度か聞かれましたが、行ってみるとほんとに何もなかったです(写真は当時のもの)。
・ヤンゴンからティラワまでは交通渋滞が慢性的に発生しており、車で1時間半ほどかかる(距離は20km程度)
・ヤンゴンを出入りするときに出入り料金を支払う
・ヤンゴン郊外に多くの大学が所在。タクシーのドライバーによると、過去学生の暴動が起きたため、場所を郊外に移したとの経緯があるとのこと
・大学が郊外に移ったことで、早期に結婚する人が増加(16,17歳くらい)
・ヤンゴンとティラワ工業団地の道路の途中にあったスターシティプロジェクトはシンガポールが中心となり進行中。
ティラワ工業団地②
写真の通り、行った当時は土地以外に何もないエリアでしたが、
直近では進出企業が100社を超えるほどに増加しており、経済発展の勢いを感じます(写真は開発前の状態なので、今となっては貴重かもしれません)。
まとめ
ヤンゴン・ティラワ工業団地と行きましたが、
総じてミャンマーはタイと同じく仏教国であり、
JICAのインフラ整備がミャンマーに大きく貢献しているなど
日本に対する印象が良かったです。
水道や電気が一部で使えない、当然ながらネットも一部でしか使えない等
行ったときはかなりびっくりしまして、
生活インフラがとても重要だと感じた旅でした。
(日本の生活インフラが充実していると感じた瞬間でもあり、経済格差や貧困問題といった社会問題を身近に感じました。)
今のミャンマーはかなり不安定な状況ですが、
早く落ち着くことを祈るばかりです。
別の機会で長期滞在したときの体験も記事にできればと思います。
それでは次回の記事でお会いしましょう!