こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!
今回は大学生のときに回ったイタリア・ローマでの旅行体験記をお届けします。
私は以前の記事で
「海外旅行は単なる楽しかった経験というだけでなく
後々の人生の中で「視野の広がりに役立った経験」として残るものだと思っている」
とコメントしました。
この点について
「言いたいことはなんとなく理解できるけど、イメージが沸かないな」
もいう方も読んだ方の中には多いかなと感じており、
自分なりに改めて考えてみました。
その結果、
読んだ方が「旅行っていいな」とか「次の旅行の場所にいいかもな」とか
それぞれの視点で何かしら感じて頂けるコンテンツが良いと考えたため、
私の実体験をもとに
「実際に滞在してどういったことを感じたのか」
伝える旅行記をシリーズ版としてお届けすることにしました。
当時の旅行記をベースにしながら今の断面で感じていることを織り交ぜて
作成しましたので、その点もお楽しみください笑
ローマを旅行先に選んだ理由
私は大学時代
「社会人になったら行きにくい場所を中心に旅行しよう」と思い、
欧米中心に時間をかけて旅行しました。
その中で高校時代「世界史」を専攻しており、
大学に入ってからも「比較社会経済史」でローマ時代の勉強をしていたので、
「一度ローマ帝国発祥の地」を生で見てみたいと思い、
ヨーロッパに降り立った最初の地をローマとすることに決めました。
ローマ概要
ローマはご存知の方も多いですが、現イタリアの首都であり、
かつては古代ローマ帝国の首都として人口100万人を擁して繁栄した
ヨーロッパの中でも歴史の深い都市になります。
日本からローマまで直行便で15時間ほどかかります。
今回の旅行ではKLMオランダ航空を利用しました(比較的安い方のフライトになると思います)。
フライト自体は特段問題なかったのですが、夜23時くらいに着いたローマの空港で、
機内に預けたはずの荷物が2時間くらい出てこないハプニングが発生し、
かなり焦ったことを覚えています(ヨーロッパの洗礼だと当時は思いました笑)。
ローマ観光で回った場所
ローマでは今でも数多くの名所が残っており、
私は交通手段をあまり使わず(信用にならなかったので)歩きで色々回りました!
例えば
コロッセオ(建設当時の正式名称フラウィウス円形闘技場):以下の写真の通り。
ローマ帝政期の西暦80年にウェスパシアヌス帝とティトゥス帝によって造られた円形闘技場。
かなり高さもあり実物は存在感のあった建物でした。
カラカラ浴場:カラカラ帝が在位中に建造した浴場(現在の総合娯楽施設に相当)
パンテオン:125年頃、ハドリアヌス帝によって建設されたもの
etc
一つ一つを覚えているわけではないですが、
1日で40,000歩以上歩いたので(当時はIphoneではなく万歩計で計測していました)、
とても疲れたのを覚えています。
あと下の写真の通り、バチカン市国の宮殿屋上からの眺めがとても良かったです。
バチカン市国は世界一面積の小さな国として知られ、
単純に行ったことのある国の数が増えるということで行ってみましたが、
この風景を見ることができるだけで訪れる価値があったなと感じました!
ローマ観光の感想
ローマ観光の感想は
-
「世界史」を勉強した方はテンションの上がる場所だと確信する一方、
”観光地”として整備した場所が多い印象「コロッセウム」や「パンテオン」など世界史で勉強したことのある名所を生で見ることのできる良さは実際に行ってみないと感じられないことだと思います。
一方できれいに整っていたこともあり、当初期待していた「世界史に出てくる有名な場所を見た!」といった強烈なインパクトはなかったなと率直に感じました。 - 日本人をみると「中田英寿(※)が私も好き」等の片言な日本語をしゃべってくるイタリア人が複数いた
ローマの方にとっての日本人のイメージは以前セリエAのローマに所属していた「中田英寿」のようです。
片言の日本語で話す方の多くは売り子で、結構多かったなと思いました。 - 意外と英語が使えず苦労する
タクシーの運転手に英語で書いたホテルの場所の地図を渡したが、
タクシーの運転手が英語を読めず、地図上でホテルの場所を理解して運転。
予約していたホテルに到着していたので問題なかったものの、
土地勘がなく夜中だったので、後々考えると心配な動きでした。 - イタリア料理は概ねイメージ通りであったが、パスタのお店が多かった
レストランやカフェは結構多くの場所にあり、食事には困らなかったです
という感じです。
ローマは非常に有名な観光地であるがゆえに
多くの観光客が訪れることができるよう
きれいに整備している観光地が多かったことは意外でした。
後々調べてみると、観光業はイタリアで最も収益性の高い産業の1つであり、
毎年6300万人が訪れ、推定収入は2300億ユーロ。
GDPの約13%を担い、国内労働者の14%を雇用しているそうです。
(出典:https://www.newsweekjapan.jp/picture_power/2020/09/post-29.php)
上記のようにイタリアという国が観光産業に経済の多くを依存していますが、
その中心がローマであり
昔ながらの面影が残っている場所は少なかったかなと感じました。
その点、完全に個人的な印象になりますが、
私はこの後に行ったフィレンツェのほうが歴史自体は浅いものの、
街全体で昔ながらの伝統的な要素を感じるところが多かったかなと思います。
まとめ
今回は簡単ではありますが、学生時代に滞在したローマの旅行記をお届けしました。
ローマはタイトルや記事中にも書きましたが、
「世界史」を高校時代に学習していた方は
教科書で習った場所を数多く見ることができるので、
お勧めできる場所だと思います。
私は本旅行で初めて「Online Travel Agent(OTA)*1」を活用し、
友人とともにオリジナルの旅行計画を立て、必要となるホテルの予約をしました。
記事下にいくつかおすすめのOTAのサイトを掲載しましたので、
興味のある方は旅行のプランニングに役立てて頂ければと思います。
以前Ctripという名前で運営していましたが、社名変更しています。
約140万軒の提携ホテルがあるので、主要都市のホテルは概ねカバーしています!
本記事のような自由に旅行計画を組み立てたい時、自由なタイミング閲覧・検索したい時におすすめです!日本語サービスも受けられます(お問い合わせ | Trip.com)
*1:ネット上のみで旅行商品を取り扱う会社